2026-09

決算を読む

レゾナック・ホールディングス(4004)2026年12月期 中間決算分析――半導体材料一本と読みました

はじめに半導体の材料と、石油化学を二本の柱にしてきた化学の会社です。前者は、チップを樹脂で包む封止材、基板に貼り付けるフィルム、ウェハーを磨く研磨材、高純度ガスといった、半導体を組み立てる工場が買うものです。買い手は半導体メーカーと、その先...
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スズデン(7480)2027年3月期 第1四半期決算分析――「一部の」の三文字が引っかかる

販売+47.7%に対し仕入は+53.4%——売れるより速く仕入れるスズデン(7480)の第1四半期は、増収増益なのに現金が減っていた。上方修正と増配を重ねた同日の発表から、在庫の積み増しを前向きの仕込みと読んだ理由を書いた。
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金下建設(1897)2026年12月期 中間決算分析――下期をほぼ稼がない置き方が気になる

上期の営業利益195百万円に対し通期予想は200百万円、下期に残るのは5百万円だけで、その理由が短信に無い。金下建設(1897)の中間決算を、営業外収益238百万円と繰越工事高の減少まで含めて読んだ。
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三井金属(5706)2027年3月期 第1四半期決算分析――倍増より会社の慎重さを信じました

はじめに三井金属は、亜鉛や鉛、銅を鉱石から取り出して金属にする製錬の会社として始まり、いまはその金属を薄く延ばしたり粉にしたりして電子部品の材料を売る事業のほうが、利益の柱になっています。柱のひとつが銅箔です。銅を紙より薄く延ばしたもので、...
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ヨコオ(6800)2027年3月期 第1四半期決算分析――一本足の増益と読みました

ヨコオ(6800)の営業利益2,001百万円のうち1,970百万円が半導体検査の一事業で、売上の半分を占める車載アンテナは116百万円しか残らなかった。経常7倍の中身は、前年の為替差損が裏返っただけの部分が大きい。
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大阪瓦斯(9532)2027年3月期 第1四半期決算分析――増えた現金は借りた分と読みました

大阪瓦斯(9532)の第1四半期は国内エネルギーの営業利益が前年の5分の1を切ったのに、経常利益の減りは15%で止まった。差を埋めた営業外収益「その他」9,667百万円の内訳は短信になく、会社は説明会でその増分を一過性と認めている。
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湖北工業(6524)2026年12月期 中間決算分析――利益の伸びは営業の行だけで受け取りました

電子記録債権1,179百万円が、半年で32百万円になっていた。湖北工業(6524)の中間決算、営業キャッシュ・フロー5倍近い伸びは、この回収と前年の沈みと税金の少なさが混ざった数字で、本業の伸びとは分けて読む。
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森下仁丹(4524)2027年3月期 第1四半期決算分析――費用減だけでは説明できないと読みました

営業利益が倍になった四半期に、森下仁丹(4524)は増益の理由を「去年の費用が消えた」と書き、通期予想も据え置いた。ただ引き算すると、費用減より原価を増やさず売上を伸ばした分のほうが大きい。
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マキタ(6586)2027年3月期 第1四半期決算分析――増益の中身は、還付と為替と読みました

マキタ(6586)の第1四半期は営業利益17%増だが、現地通貨の売上は前年並みで、増益の理由は米国関税の還付。その金額は短信に無く、セグメントで追うと増分は北米と調整額に集中し、会社は通期予想を据え置いた。
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三相電機(6518)2027年3月期 第1四半期決算分析――7月からの減収を置いた理由が気になる

三相電機(6518)は第1四半期に売上が24%増え営業利益がほぼ倍になったのに、上期予想は0.5%増のまま据え置き。残り9ヶ月は前年より売上が減るのに利益は5割増、という置き方を会社はしています。