2026-09

決算を読む

ファナック(6954)2027年3月期 第1四半期決算分析――本業の外の増益が、引っかかりました

ファナック(6954)の2027年3月期第1四半期、経常利益の増え分166億4,100万円のうち3割弱は持分法による投資利益の増加で、相手先は短信にも説明会資料にも書かれていません。営業利益率は21.6%から23.2%へ上がっています。
決算を読む

メック(4971)2026年12月期 中間決算分析――利益より多く現金が入った、と読みました

売上が3割増えた半年で、メック(4971)の売掛金は6億円減りました。営業キャッシュ・フロー41億7,800万円は純利益30億3,900万円を上回ります。一方で純資産の増加56億円の大半は、保有株式の評価額が上がった分でした。
決算を読む

巴川コーポレーション(3878)2027年3月期 第1四半期決算分析――先に受け取った分が大きい、と読みました

営業利益が2.4倍になった巴川コーポレーション(3878)の第1四半期。それでも会社は残り9か月の純利益をあと1億700万円と置いています。中東情勢による前倒し発注で先に受け取った分と、値上げで残る分を、短信の数字から分けて読みました。
決算を読む

カチタス(8919)2027年3月期 第1四半期決算分析――借りて仕入れた四半期、と読みました

前期末にゼロだった短期借入金が90億円。カチタス(8919)の2027年3月期第1四半期は、稼いだ利益だけでは73億8,900万円の在庫の積み増しと配当と前期分の税金を賄えず、不足を借入で埋めた3か月でした。
決算を読む

GMOプロダクトプラットフォーム(3695)2026年12月期 中間決算分析――未払金54億円が気になる

GMOプロダクトプラットフォーム(3695)の上期は営業利益が5倍近くに増えた一方、未払金が54億5,739万円まで膨らみ、手元の現金67億円を持ちながら借入を3億円増やしています。キャッシュ・フロー計算書は短信に載っていません。
決算を読む

王子ホールディングス(3861)2027年3月期 第1四半期決算分析――値上げが赤字に消えたと読みました

王子ホールディングス(3861)の第1四半期は、段ボールなどの値上げで68億円の増益が出た一方、印刷情報メディアと「その他」で67億円が消え、営業利益は39億円。損失42億円の「その他」には短信に説明の段落がなく、下期には480億円が置かれています。
決算を読む

大本組(1793)2027年3月期 第1四半期決算分析――受注予想の据え置きに引っかかった

大本組(1793)の第1四半期は受注高399億1,800万円で、通期予想950億円の4割をすでに超えました。それでも会社は予想を据え置いています。営業利益は13億400万円へ423.1%増、稼いだのは利益率が6.7%から10.3%へ上がった土木のほうでした。
決算を読む

富士ピー・エス(1848)2027年3月期 第1四半期決算分析――半分稼いで据え置いた理由が気になる

富士ピー・エス(1848)の第1四半期は、売上ほぼ横ばいで営業利益8億2,400万円と前年の2.3倍。通期予想16億6,000万円の半分を3か月で稼いだのに予想は据え置きで、残り9か月は前年より3割少ない置き方になっています。
決算を読む

ゼンショーホールディングス(7550)2027年3月期 第1四半期決算分析――牛丼の会社ではないと読みました

ゼンショーホールディングス(7550)の第1四半期は、営業利益248億1,500万円の7割がはま寿司と欧米のパック寿司売り場から出ていました。すき家は810億円を売って23億7,200万円。同じ中食で契約見直しと会計変更と工場買収が同時に起きています。
決算を読む

トランスジェニックグループ(2342)2027年3月期 第1四半期決算分析――借入の増え方が気になる

営業利益が3倍になった四半期に、短期借入金が5億6,500万円から12億500万円へ倍増していました。トランスジェニックグループ(2342)の2027年3月期第1四半期を、前受金と電子記録債権の動きから読み直します。