2026-08

決算を読む

CKサンエツ(5757)第1四半期決算分析――営業利益がほぼ3倍になったのに、経常利益は前年同期比0.1%増だった

営業利益がほぼ3倍なのに、経常利益は前年同期比0.1%増。増えた分は営業外のデリバティブ損失32億円で消えていた。CKサンエツ(5757)の第1四半期短信を読み、進捗56%でも据え置かれた通期予想まで確かめた。
決算を読む

NGK(5333)第1四半期決算分析――純利益64.1%増のうち、法人税等が18億円減った分はどう読むか

純利益64.1%増のうち18億円は組織再編に伴う法人税等の減少だった――NGK(5333)の第1四半期短信を読み、実力は経常38.3%増のほうと判断した理由と、半導体向けに寄った増収の中身を書いた。
決算を読む

ノバシステム(5257)中間決算分析――売上が増えたのに、売上原価が減っていた

売上が増えたのに売上原価が減り、営業利益が3倍になったノバシステム(5257)の中間決算。増益の出どころは、保守的に見込んでいた開発コストが想定を下回ったという見積もり差で、営業キャッシュ・フローも増益と同じ方向を向いていた。
決算を読む

ファーストリテイリング(9983)2026年8月期Q3決算分析――売上17%増の裏で、棚卸資産は減っていた

売上17%増の会社で棚卸資産が132億円減っていた。ファーストリテイリング(9983)の2026年8月期Q3決算短信を営業キャッシュ・フロー6,501億円と突き合わせて読み、6月既存店14.1%減と下期の原価率上昇という懸念も書き残した。
決算を読む

オークマ(6103)第1四半期決算分析――純利益253.7%増のうち、1,752百万円は株を売った利益だった

純利益253.7%増の3分の1は、持っていた株を売った利益だった。オークマ(6103)の第1四半期は受注が過去最高で値上げも通った一方、欧州は売上が増えたのに赤字に転落。見出しの数字と中身の差を短信から読みました。
決算を読む

日本タングステン(6998)第1四半期決算分析――営業利益3倍の理由を、会社自身が「急騰前に確保した原材料」と書いている

営業利益3倍の主因を、日本タングステン(6998)は「急騰前に確保した原材料」と自分で書いています。安い在庫は使えば減る。通期予想を据え置いた形を引き算すると、下半期は営業赤字の置き方になっていました。
決算を読む

オープンハウスグループ(3288)第3四半期決算分析――利益は過去最高、キャッシュ・フロー計算書は「作成しておりません」

利益は過去最高、なのにキャッシュ・フロー計算書は「作成しておりません」。棚卸資産1,380億円増・現金減の四半期にいちばん見たい書類がない、オープンハウスグループ(3288)の第3四半期短信を読んだ。
決算を読む

乾汽船(9308)第1四半期決算分析――営業利益9倍の裏で、貯蔵品が1,173百万円積み上がっていた

営業利益9倍の乾汽船(9308)第1四半期、営業CFを最も押し下げたのは貯蔵品の増加1,173百万円だった。3ヶ月で1.6倍に積み上がった中身は短信に書かれていない。燃料油を25%高く置いた通期前提と併せて読んだ。
決算を読む

PILLAR(6490)第1四半期決算分析――利益が8割増えた四半期に、現金及び預金が25,531百万円から22,202百万円へ減っていた

利益8割増の四半期に、現金及び預金は25,531百万円から22,202百万円へ減っていた。PILLAR(6490)の第1四半期短信にはキャッシュ・フロー計算書がなく、減った理由の内訳は貸借対照表から推測するしかなかった。
決算を読む

内海造船(7018)第1四半期決算分析――営業利益は前年の3倍、それでも残り9ヶ月に置かれた利益は305百万円だった

営業利益3倍でも、売った船は前年と同じ10隻。内海造船(7018)の第1四半期短信は、新造船の新規受注ゼロと受注残1割減も同じ紙に載せていた。通期予想を引くと、残り9ヶ月に置かれた営業利益は305百万円しかない。