2026-08

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トレックス・セミコンダクター(6616)決算分析――営業利益は5倍超、ただし会社自身が「一時的」と書いてある

はじめにトレックス・セミコンダクターは電源ICの会社です。工場を持たないファブレスで、設計した半導体の製造は外に出します。傘下にはパワー半導体の受託製造会社も抱えています。電源ICというのは、機器の中で電気の電圧を整える部品です。バッテリー...
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TOPPANホールディングス(7911)決算分析――純利益+131.3%の中身は、税金と少数株主でした

はじめにTOPPANホールディングスは、名前のとおり印刷から始まった会社です。ただ、いま作っているものは紙の印刷物だけではありません。スマートカード、役所や企業の事務を裏で回すBPO、スーパーに並ぶ食品の包装材、住宅の内装に貼る化粧シート、...
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四国化成ホールディングス(4099)決算分析――中間として過去最高、ただし伸びの中に「買った会社の3ヶ月」が混ざっています

はじめにタイヤの中身の会社です。ラジアルタイヤはゴムを硫黄で固めて作りますが、その硫黄が製造の途中で溶け出さないように加工したものを「不溶性硫黄」と呼びます。四国化成はこれを柱にしてきた化学メーカーで、いまはもう一本の柱が育っています。サー...
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リゾートトラスト(4681)決算分析――営業利益8割増の四半期に、キャッシュ・フロー計算書が無かった

はじめにリゾートトラストは、会員制リゾートホテルの会社です。ホテルを一棟建てて、その部屋を使う権利を「会員権」として売る。買った人は、自分の別荘を持つ代わりに、全国のホテルを別荘のように使えます。1室を複数の会員で分け合う仕組みなので、別荘...
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SRAホールディングス(3817)決算分析――13%の減収と、無かったキャッシュ・フロー計算書

はじめにSRAホールディングスは、独立系のシステム開発会社です。銀行や証券、製造業といったお客さんから注文を受けて、業務システムを設計し、作り、納めたあとの運用まで面倒を見ます。特定のメーカーの系列に属していないので、オープンソースの技術を...
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ARCHION(543A)決算分析――営業利益2,623億円のうち、2,332億円は現金が1円も入らない利益でした

はじめにARCHIONは、今年の4月にできたばかりの会社です。トヨタ系の日野自動車と、ダイムラー系の三菱ふそう。長く別々にトラックとバスを作ってきた2社が、この会社の下に入りました。トラックというのは、買う人の顔が乗用車とまったく違います。...
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キオクシアHD(285A)決算分析――売上が前年の5倍になった四半期に、通期予想が無い

はじめにキオクシアホールディングスは、NAND型フラッシュメモリを作っている会社です。旧東芝メモリ。スマートフォンやPCの中で写真やアプリを保存している記憶部品、それから、データセンターのサーバーに積まれるSSDの中身がこれです。電源を切っ...
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エスケー化研(4628)決算分析――営業利益84%増で、通期予想は据え置きのまま

はじめに。エスケー化研は、建物の外壁に塗る仕上げ材を作っている会社です。マンションや商業ビルの外壁の、あの模様や質感のついた塗り材。新築の現場でも使われますし、十数年ごとの改修工事でも使われます。買うのは私たちではなく、塗装工事の業者や建設...
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日本伸銅(5753)決算分析――営業利益は3倍になったのに、経常利益がその半分以下しか残らなかった話

はじめに日本伸銅は、黄銅の棒や線を作っている会社です。黄銅というのは銅と亜鉛の合金で、水道の蛇口やバルブ、給湯器の部品など、住宅まわりの金具の中身によく使われています。完成品を作る会社ではなく、その手前の「削れば部品になる棒」を供給する側で...
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8月7日に決算を発表したテイン(7217)── 営業利益の約4割は、前の期に払った関税の戻りだった

8月7日に決算短信を出した会社のうち、印刷して赤ペンを入れたのは数社でした。そのうちの1社がテインです。読み終わるまでに何日かかかったので、いま書いています。開いた理由は単純で、1ページ目の営業利益の増減率が前年同期比+376.9%と3桁に...