2026-08

決算を読む

アサヒグループHD(2502)中間決算分析――営業利益56%増の内訳を、キャッシュ・フロー計算書まで読みに行く

営業利益+56.2%なのに、会社自身が印字した為替一定の数字は事業利益△8.5%。アサヒグループHD(2502)の中間短信を13ページ目まで読み、見出しと素顔の差を埋めていた約341億円の売却益と、化粧ではない営業CFの回復を確かめました。
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日本精蝋(5010)中間決算分析――営業利益は前年の3.3倍、なのに会社自身が「反動減が生じる見込み」と書いている

営業利益3.3倍の好決算短信に、会社自身が「反動減が生じる見込み」と書いている。日本精蝋(5010)の中間決算は、安く買った原材料と先に上げた売値の時間差が生んだ利益で、現金はむしろ流出していた。
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グロービング(277A)通期決算分析――来期予想の「前期比」の欄が、上から下まで空欄だった

純利益7割増のグロービング(277A)、来期予想の前期比欄が全て空欄。IFRS移行は今期から適用され、税率9ポイント低下の理由も短信には書かれていない。答えの半分は8月26日の有報に持ち越された決算を読む。
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Laboro.AI(5586)決算分析――AIを売る会社が、自分でAIを使って採用を減らした

はじめにLaboro.AIは、注文服のようにAIを作る会社です。既製品のソフトを売るのではなく、顧客企業ごとの課題を聞いて、その会社専用のAIを設計して納める。工場の検品、需要の予測、書類の処理。「AIを入れたいが、何をどう入れればいいか分...
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アール・エス・シー(4664)決算分析――営業利益4百万円の中身を、セグメントの表まで読みに行った

はじめにアール・エス・シーは、ビルの中の仕事をまとめて請け負う会社です。警備員が立ち、清掃が入り、設備を点検し、受付に人を置く。オフィスビルや商業施設のオーナーからすると、この4つを別々の会社に頼むのは面倒なので、一括で任せられる相手には価...
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JPホールディングス(2749)決算分析――業績の一覧表で、営業利益の左隣に見慣れない列が1本挟まっていた

はじめに保育園を運営している会社です。「アスク」という名前の認可保育園を全国で運営していて、そこにこども園、学童クラブ、児童館、最近はインターナショナルスクールやバイリンガル保育園まで加わっています。共働きの家庭が朝、子どもを預けて仕事に行...
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建設技術研究所(9621)中間決算分析――業績の表より、海外セグメントの数字に引っかかりました

はじめに建設コンサルタントの会社です。ゼネコンのように橋や道路を作るのではなく、その手前にいます。川が氾濫しないように堤防をどう設計するか、老朽化した道路をどの順番で直すか。そういう計画や設計を、国や自治体から請け負って図面と報告書にする仕...
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コメ兵ホールディングス(2780)決算分析――営業利益は約3倍、ただしキャッシュ・フロー計算書は「作っていない」

はじめにコメ兵ホールディングスは、中古のブランド品を買い取って売る会社です。名古屋が本拠で、傘下に「コメ兵」や「ブランドオフ」を持っています。使わなくなったバッグや時計を店に持ち込む人がいて、それを別の誰かが定価より安く買う。会社はその間に...
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GMOフィナンシャルゲート(4051)決算分析――売上2割増の裏で、営業キャッシュ・フローが半分になっていた

はじめにコンビニやドラッグストアのレジ横にある、カードやスマホをかざす決済端末。あれを店に置き、その後ろで決済のデータを処理する仕組みごと提供しているのが、この会社です。GMOペイメントゲートウェイの傘下で、ネットではなく「店頭での」キャッ...
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Ubicomホールディングス(3937)決算分析――エンジニアを約80名減らして、利益を増やした

はじめにUbicomホールディングスは、二つの顔を持つ会社です。ひとつは、フィリピンに開発拠点を置いてシステム開発を請け負う顔。もうひとつは、病院やクリニックに向けた医療ソフトの顔です。医療のほうの主力は「Mighty」というシリーズで、レ...